サラガドゥーラは世界中から買い付けた希少品種のカカオ豆を自家焙煎して板チョコレートを製造しています。
“Salagadoola”
それは、魔法のはじまりの言葉。
チョコレートを舌の上に乗せた瞬間の味覚体験を、そのまま名前に閉じ込めました。
そんな言葉を冠するサラガドゥーラは、魔法の世界観を夢見るブランドではありません。
カカオが持つ不思議な魅力と効果を、人間の五感と科学の力で、一つひとつ解明していく。
それが私たちサラガドゥーラのミッションです。
スーパーフードの代表格として注目される今もなお、カカオは未だ多くの謎に包まれた作物。遺伝学的にも生物学的にも不明なことが多く、カカオ農家としての栽培方法も、豆の発酵方法もまだまだ研究の途上。
世界標準の味覚の評定も、豆の価格の付け方さえも、まだ確固たる基準が確立されていない、未踏の領域が残された世界なのです。
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Bean to Bar Chocolate づくりは、カカオとチョコレートに向き合う者としての五感と、毎ロット蓄積されていくデータに基づいた科学的な検証によって、数えきれない変数を掛け合わせる作業に他なりません。
品種×産地×農園×収穫樹×収穫年×発酵槽×酵母×乾燥方法×焙煎温度×熱源×破砕×脱穀×配合糖×摩砕×コンチング×テンパリング×熟成×モールディング×全工程作業時の気温湿度
そのすべてが、味覚体験に確実に影響を与えるため、同じカカオ豆を使っても、作り手が違えば決して同じ味には仕上がることはありません。
Gastronomy × Technology
大量生産のチョコレート工場ではつくれない。
副材料をふんだんに使うショコラティエの腕でもつくり出せない。
サラガドゥーラは日本で受け継がれてきた味覚の審美眼と、最新のテクノロジーからのアプローチで、カカオ豆本来の香味を最大限に引き出した一枚の板チョコレートを作りつづけていきます。