ホワイトチョコはなぜチョコレートなのに白いのか?
気になったことはありませんか?
実は、ホワイトチョコが白いのは原料に秘密があるのです。
さらに、ホワイトチョコがチョコレートではないのではという話まであります。
今回は、そんな謎が多いホワイトチョコレートについて基本情報から衝撃の事実までまとめて解説していきます。
ホワイトチョコが白い理由
ホワイトチョコが白い理由は、カカオマスが入っていないからです。
カカオマスとは、カカオ豆がチョコレートになっていく過程で作られていく中でできるカカオバターの中の苦味成分です。
カカオバターに砂糖やミルクを混ぜることでカカオマスの苦味を打ち消すことができるのです。
チョコレートが茶色っぽい理由は、カカオマスの色が影響しています。
しかし、ホワイトチョコはカカオマスを抜いて、他の材料を混ぜることでチョコレートになります。
ホワイトチョコは、なにかを足して白っぽいい色になるのではなくて、カカオマスを抜くことで白色を実現していたのです。
実はホワイトチョコはチョコレートじゃない
日本では、カカオ豆によって作られるカカオバターを原料としているので、カカオバター以外を使わないホワイトチョコレートもチョコレートとして認められていますが、海外ではチョコレートとして認めていない国もあります。
海外(米国)の規格では、ホワイトチョコレートは20%以上(重量)のココアバターなどを使用している必要があります。
ホワイトチョコのほうが甘い理由
ホワイトチョコレートが一般的なチョコレートに比べて甘く感じるのは、苦味成分が含まれているカカオマスが含まれていないためです。
そのため、一般的なチョコレートよりもなめらかな味わいなのです。
しかし、ホワイトチョコはカカオに含まれるカカオポリフェノールもカカオマスと一緒に取り除いてしまっているため、カカオポリフェノールの効果は一般的なチョコレートよりもきたいできません。
まとめ
今回の記事は「ホワイトチョコはなぜ白いのか」という素朴なチョコレートに関する情報を紹介しました。
カカオマスを抜くだけであれほど白くなるとは、カカオマスがどれだけ茶色のか想像でキません。
さらに、ホワイトチョコがチョコレートととして認められない国もあるというのは、非常に驚きました。
ホワイトチョコレートが白い理由がわかったら、ホワイトチョコを食べるときにも一味違う味わいが楽しめそうです。
参考資料
https://macaro-ni.jp/38821http://www.chocolate-cocoa.com/dictionary/word/chocorate.html#w1_4