カカオ豆を使った簡単お料理レシピ



目次


みなさんはチョコレートはお好きでしょうか。チョコレートといえば、そのまま食べるのも美味しいですが、クッキーやケーキに姿を変えても、その存在感は抜群ですよね。

しかし、チョコレートの美味しさはスイーツだけにとどまりません。普通のお料理に使っても、食欲をかきたてる芳醇な味わいが楽しめます。

そこで今回はチョコレートの原料である「カカオ」を使った、簡単で美味しいお料理レシピを紹介したいと思います。


調理に使う「カカオパウダー」について


これから紹介するレシピの中には調味料に「カカオパウダー」を使ったものがあります。それは一体どんなものなのか、みなさんはご存知でしょうか。

もしかしたら、普通に「ココアパウダー」のことと思う人がいるかもしれません。ココアも原料はカカオなので、「カカオの粉末」という意味ではどちらも一緒です。

しかし、厳密にはカカオパウダーとココアパウダーは別物です。その違いを簡単に説明すると、

  • カカオパウダーは生のカカオを粉末にしたもの
  • ココアパウダーはカカオを加工(焙煎)して粉末にしたもの

といった感じになります。生か、火が通っているかの違いですね。

カカオパウダーは生の粉末のため、風味が格段に強いという特徴があります。そのため、料理の風味付けにぴったり。

ですが、一般のスーパーではなかなか見かけないこともありますよね。これから紹介するレシピはカカオパウダーを使うことを前提にしていますが、普通のココアパウダーで代用可能なので安心してください。

ココアパウダーを使う場合は、なるべく無添加・無糖のものを使うと料理に馴染みやすくなります。では、実際のレシピを見ていきましょう。


『カカオ風味のフレンチトースト』


朝食やお子さまのオヤツにぴったりなカカオ風味のフレンチトーストです。芳醇な香りが贅沢感を演出していますが、作り方はとても簡単。材料は以下のとおりです。


<材料2人前>


・食パン厚切り 4枚

・カカオパウダー(ココアパウダー) 大さじ1

・卵 1個

・牛乳 150ml

・砂糖 大さじ1

・バター 10g

・ハチミツ 適量


以上が材料となります。カカオパウダーをココアパウダーで代用すれば、家庭にあるものだけで作れますね! 具体的な調理手順は以下のとおりです。


<作り方>


① ボウルに砂糖、カカオパウダー、卵、牛乳を入れて全体が馴染むように混ぜ合わせる。

② ①でできた卵液に食パンを浸し、冷蔵庫でしばらく寝かせる

③ 落とした水滴に小さな気泡ができるくらいまで、フライパンを温める。

④ フライパンにバターを溶かし、②で寝かせておいた食パンを入れる。

⑤ 食パンの片側に焼き色がついたら、ひっくり返してフライパンにフタをする。

⑥ 1~2分間、フライパンの中で蒸し焼きにしたら皿に盛りつける。

⑦ お好みでハチミツをかけたら完成。


以上が作り方となります。食パンはあらかじめ食べやすいサイズに切り分けておいても大丈夫です。朝食に用意する場合は前の晩から卵液で寝かせておきましょう。


トッピングはハチミツ以外にバニラアイスやフルーツをあわせても美味しいです。アレンジの幅が広いお手軽カカオ料理なので、ぜひ作ってみてください。


『鶏もも肉のカカオソース添え』


ジューシーな鳥もも肉のソテーをなんと、カカオで作ったソースでいただく料理です。カカオの本場、メキシコではカカオソースは定番の調味料。異国風味の味が楽しめます。材料は以下のとおりです。


<材料2人前>

・鶏もも肉 250g(1枚)

【カカオソース】

・タマネギ 1/4個

・ドライプルーン 3個

・赤ワイン(お子さまが食べる場合は水で代用可) 100ml

・カカオパウダー(ココアパウダー) 大さじ1

・オリーブオイル 大さじ1/2

・ローリエ 1枚

・シナモン 適量

・ナツメグ   適量

・塩胡椒 適量


赤ワインは熱を加えることで、アルコールがすぐに飛んでいきますが、お子さまが口にするのに心配なことがありますよね。そもそも、家に赤ワインを常備していないご家庭もあるでしょう。そういった場合は水で代用できます。


材料が把握できたところで、具体的な調理手順を紹介します。


<ソースの作り方>

① 鍋にオリーブオイルを敷き、みじん切りにしたタマネギとローリエを弱火でじっくり炒めていく。

② ①にある程度、火が通ったら、カカオパウダー・シナモン・ナツメグを加えて、混ぜ合わせる。

③ ②にドライプルーンと赤ワインを加えて、強火で煮詰める。

④ ③の水分が最初の量より2/3程度になったら火を止め、香りづけに使ったローリエを取り出す。

⑤ ④をミキサーにかけ、なめらかなペースト状になったら、塩胡椒で味を調える。


以上でソースは完成です。次に鶏もも肉のソテーを作っていきます。


<鶏もも肉のソテーの作り方>

① 鶏もも肉を半分に切り、フォークなどで全体を刺して筋を断っておく。

② 鶏もも肉に塩胡椒で下味をつけて、しばらく寝かせる。その間にフライパンを熱しておく。

③ フライパンが熱くなってきたら、油を敷いて、鶏もも肉の皮を上にして焼く(中火)。

④ 肉の色が白っぽくなってきたら、裏返して皮を焼く。

⑤ 皮にパリパリとした焼き色がついたら、火を止める。

⑥ 数十秒、余熱で火を通したら、お皿に盛りつけて完成。


以上が鶏もも肉のソテーの作り方です。あとはソースをかけて、召し上がるだけ! 香ばしいカカオの香りのソースと、鶏もも肉のジューシーさが絶妙にマッチした一品です。


『牛ロースのカカオ風味煮込み』


次に紹介するのは牛ロースをカカオ(チョコレート)で風味付けした大人の煮込み料理です。

お肉を柔らかくするために驚きの隠し味を使っているので、ぜひ作ってみてください。


<材料2人前>

・牛ロース(お好みで違う部位でも可) 400g

・タマネギ 1個

・板チョコ 40g

・ビール 1カップ

・水 500ml

・バター 20g

・小麦粉 適量

・塩胡椒 適量

・生クリーム 適量


以上が材料一覧です。注目していただきたいのはビール。煮込むときにビールを加えることで、お肉が柔らかくなり、レストランのような上質な味わいになります。


板チョコはカカオの含有率が高いほど、カカオ特有の酸味が出るので、お好みで選んでください。具体的な作り方は以下のとおりです。


<作り方>

① 下準備としてタマネギは薄切り。牛ロースは食べやすい大きさに切り分けておく。

② 牛ロースに塩胡椒で下味をつけ、小麦粉を薄くまぶす。

③ 鍋を中火にかけ、バターを溶かす。

④ ③に牛ロースを入れて、焼き色がつくまで炒める。

⑤ 牛ロースを1度、鍋から取り出し、残ったバターや肉汁でタマネギを炒める。

⑥ タマネギがしんなりしてきたら、取り出した牛ロースを再び鍋に戻す。

⑦ ビールと水を入れて、沸騰したら、弱火から中火の間で30分ほど煮込む。

⑧ チョコレートを加えて、ときおり混ぜながら、さらに10分ほど煮込む。

⑨ 器に盛り付け、お好みで生クリームを回しかけて完成。


以上が牛ロースのカカオ風味煮込みの作り方です。ビールとチョコレートのほろ苦さが大人の味わい。お酒との相性もいい一品です。パンやライスとセットにすれば夕食のメインとしても活躍します。


『豚バラ肉のカカオ風味炒め』


豚肉の炒め物をカカオで味つけするという一風変わった料理です。

既存のレシピにカカオを足すだけなので、誰もが作りやすいお手軽な一品。材料は以下のとおりです。


<材料2人前>

・豚バラ肉 150g

・マイタケ 1パック

・シメジ 1パック

・板チョコ(カカオ率高め推奨) 70g

・味噌 大さじ2

・料理酒 大さじ2

・みりん 大さじ2

・お湯 大さじ2


以上が材料です。板チョコはカカオの含有率が高めのほうが、酸味とホロ苦さが出て美味しいです。なければ普通の板チョコでも大丈夫ですが、甘くなりすぎてしまうので、なるべくビターなものを選びましょう。


具体的な作り方は以下のとおりです。


<作り方>


① 豚バラ肉は一口大に切っておく。マイタケとシメジは石づきを落として、適度に裂いておく。

② 板チョコにお湯を入れて溶かし、味噌、料理酒、みりんとあわせておく。

③ フライパンを中火にかけ、充分に熱されたら油を敷いて、キノコ類を炒めていく。

④ キノコ類に火が通ってしんなりしてきたら、豚バラ肉を入れる。

⑤ 豚バラ肉が色づいてきたら、②の調味料を入れる

⑥ 豚バラ肉に充分、火が通ったら皿に盛りつけて完成。


以上が作り方となります。普段、作っているような炒め物に板チョコを足すだけなので、とても簡単です。少し甘いなと感じたら、しょうゆを大さじ1ほど足して、味を調整してみてください。


『カカオパウダーで作る煮込み風ハンバーグ』


次に紹介するのは食卓の定番ハンバーグをカカオ風味のソースで煮込んだ料理です。いつも作っているハンバーグを高級感のある味に変化させるお手軽料理。カカオで生まれたコクガたまらない味わいです。材料は以下のとおり。


<材料2人前>


【ハンバーグ】

・あいびき肉 200g

・タマネギ 1/4個

・卵 1個

・パン粉 大さじ3

・牛乳 大さじ2

・バター 大さじ1/2

・塩胡椒 適量


【ソース】

・マッシュルーム 4個

・カカオパウダー(ココアパウダー、高チョコでも可) 大さじ2

・ケチャップ 大さじ2

・ウスターソース 大さじ2

・しょうゆ 大さじ1

・塩胡椒 適量


以上が材料となります。ハンバーグの材料は一例なので、普段自宅で作っているレシピで問題ありません。ソースもマッシュルームはお好みのキノコ類にアレンジして大丈夫です。


具体的な作り方は以下になります。


<ハンバーグの作り方>

① あらかじめ、パン粉を牛乳に浸しておく。

② 中火にかけたフライパンにバターを溶かし、みじん切りにしたタマネギを炒める。

③ タマネギがしんなりしたら、ボウルに取り出し、①、あいびき肉、卵を加える。

④ ③に塩胡椒を振って下味をつけたら、よく混ぜ合わせて種を作る。

⑤ できあがった種は2等分にして、それぞれ小判型に形を整える。

⑥ 油を敷いたフライパンを中火にかけ、種を並べる。

⑦ 表面に焼き色がついたら、弱火にして裏返す。

⑧ フライパンにフタをして3ほど蒸し焼きにする。

⑨ 充分に焼き色がついたら、火を止めて、しばらく余熱でじっくり火を通してハンバーグの完成。


<ソースの作り方>

① 中火にかけたフライパンで薄切りにしたマッシュルームを炒める。

② マッシュルームにある程度、火が通ったら、残りのソースの調味料をすべて加える。

③ ゆっくりかき混ぜながら、味が馴染むまでひと煮立ちさせたらソースの完成。


最後に盛りつけたハンバーグにソースをかければ、煮込み風ハンバーグのできあがりです。お好みで茹でたブロッコリーやニンジンを添えれば、色取りも鮮やか。食卓が高級レストランのような雰囲気になります。ぜひ、作ってみてください。


『カカオのヘルシースープ』


カカオはメイン料理だけではなく、つけあわせとしてもピッタリな食材。

最後に紹介するのはカカオパウダーで作るヘルシースープです。食欲がないときや、ダイエット中にもおすすめ。

材料は以下のとおりです。


<材料2人前>

・サラダチキン 250g

・マッシュルーム 5個

・豆乳 200ml

・無糖ヨーグルト 80g

・カカオパウダー(ココアパウダー) 小さじ1

・白味噌 大さじ1

・コンソメキューブ(チキン) 1個

・水 100ml

・塩胡椒 適量


以上が材料となります。サラダチキンはお好きな部位の鶏肉でも構いません。白味噌を使うことで日本人の口にあう優しい味わいになります。


調理手順は以下のとおりです。


<作り方>

① みじん切りにしたマッシュルーム、豆乳、ヨーグルト、カカオパウダー、白味噌をミキサーにかける

② 鍋に水を入れて火にかける。

③ 水が沸騰したら、コンソメを入れる。

④ コンソメが溶けたら、①で作ったペーストを加えて、弱火で煮込む。

⑤ 煮込んでいる間にサラダチキンをレンジで温めておく。

⑥ ④が煮立ったら、塩胡椒で味を調える。

⑦ ⑥とサラダチキンを一緒にスープ皿に盛りつけたら完成。


以上が作り方です。サラダチキンを普通の鶏肉で代用する場合はフライパンで充分に火を通してください。お好みで茹でた野菜をトッピングしても美味しいです。


カカオはあらゆる料理にマッチする万能調味料


今回はカカオを使ったさまざまなレシピを紹介しました。意外にも、カカオは煮込み料理や炒め物に使えることがわかっていただけたかと思います。


普段、作っているレシピにカカオパウダーをちょい足しするだけで深いコクが生まれるので、みなさんでも色々と試してみてください。


カカオの魅力に病みつきになること間違いなしです!



投稿日:2019年10月8日 (更新日:2020年5月28日)


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